旅人の手帖

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人形町の美味しいハンバーガー

東京都心で美味しいグルメバーガーの専門店をご紹介します。

BROZERS'

人形町に本店があるBROZERS'は、アメリカっぽい外見ですが、日本で生まれたハンバーガーショップです。グルメバーガーといえば、アメリカから高級ハンバーガーの有名なお店がたくさん上陸してきていますが、そのブームの前から美味しいハンバーガーを提供しているのです。個人的には新しく上陸してきたお店とは全然違う美味しさだと思っています。

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メニューに出ている写真と実際のハンバーガーがあまりにも違うことはよくあることなのですが、BROZERS'のハンバーガーはそんなことありません。写真と違わないボリュームのハンバーガーが出てきます。厚みがあるので、食べるのが大変ですが、専用の袋状の包み紙に入れてこぼれないようにして食べるか、ナイフとフォークで食べても構いません。でもここは直接かぶりついて欲しいです。

美味しさの秘密

おすすめする理由は、なんといってもパティ(ハンバーグ)の味が違うことです。牛肉100%でボリュームがあってお肉の味がしっかりするのですが、油っこくなくて年配の方でもペロリと食べられるようなパティです。さらに、フレッシュなレタスとトマトとオニオン。あとはお好きなメニューまたはトッピングを頼んでくださいね。チーズバーガー(チーズトッピング)もおすすめです。

レタスは食べやすいように折りたたんであります。BROZERS'オリジナルのはさみ方だとか。確かに食べやすいのです。そしてバンズ(パンの部分)も香ばしくてバランスがとても良いと思います。

サイドメニューも

ハンバーガーを頼むと、フライドポテトとオニオンリング、ピクルスがついてきます。これだけでも十分満足できるのですが、サイドメニューも美味しいのでぜひ食べていただきたいと思います。おすすめはチリビーンズスープです。少し辛いのと、いろいろなお店の味があって好みが分かれるのでお口に合わない方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、このチリビーンズスープは一度試していただきたいです。その他にもサイドメニューやデザートがたくさんあります。アメリカ風に見えますが味は日本人にとても合っているので、どれを頼んでもまず大丈夫です。とは言っても、けっこうボリュームがあるのでたくさん頼むとサイドメニューだけでお腹いっぱいになってしまうので気をつけてください。

アクセス

人形町本店。新富町にもお店があります。

表参道の絶品キャラメル専門店

表参道にある美味しいキャラメルの専門店ナンバーシュガーをご紹介します。

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NUMBER SUGAR 

NUMBER SUGARは、無添加の生キャラメルだけを扱う専門店です。表参道のオシャレなショップが立ち並ぶエリアの中でも特に素敵なお店にまず惹かれます。ヨーロッパの街中にありそうな、シンプルだけど洗練されたデザインで、一見キャラメル屋さんには見えません。

11時の開店前から行列ができるこのお店の中では、ガラス張りのウインドウの向こうでキャラメルを製造している姿も見ることができます。職人がひとつひとつ手作りしているため、1日に作れる量が限られているので、品切れで早く閉店してしまう日もあります。できるだけ早めに行くのがおすすめです。

NUMBERとフレーバー

店名にもなっているナンバーですが、レシピが完成した順に付けている番号があり、それぞれのキャラメルの包み紙にはそのナンバーが印字されています。シンプルですが、オシャレです。

気になるフレーバーは

No.1 バニラ

No.2 ソルト

No.3 シナモン&ティー

No.4 チョコレート

No.5 ラズベリー

No.6 オレンジピール

No.7 アーモンド

No.8 ジンジャー

No.9 ラムレーズン

No.10 コーヒー

となっています。この10種類がボックスに入って置かれていて、好きなフレーバーを好きな数だけ買うことができます。さらに季節限定のフレーバーが出ることもあるのでチェックが欠かせません。

お値段は一粒100円。高いと思うか、安いと思うか、人それぞれですが、一度食べればお値段のことは忘れる美味しさです。キャラメルってこんなに美味しかったっけ?と思うこと間違いありません。どのフレーバーも、素材の味を活かした絶妙のバランスです。個人的にはシナモン&ティーが好きです。

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プレゼントや手土産にも

10種類のフレーバーが1個ずつと、ランダムにあと2個のフレーバーが入って全部で12個のギフトボックスがあり、ばらばらで買うより100円お得な1100円になっているので(2016年現在)、初めてでどれを買うか迷ってしまう人はこのアソートボックスを買うのも良いでしょう。プレゼントにもおすすめです。

通販はなく、また、支店もありませんので、この表参道の店舗でしか買えません。暑くない時期なら日持ちも1ヶ月と長いので(暑い時期は2週間ほど)、帰省時など、東京でしか買えない、東京ならではの手土産としてもぴったりです。生キャラメルの他にも販売しているキャラメルクリームはパンにつけても美味しい濃厚なクリームで、こちらもおすすめです。

アクセス

ミート矢澤の和牛ハンバーグ

五反田にあるミート矢澤。最高級の黒毛和牛専門の精肉卸であるヤザワミートの直営店で、A5ランク和牛のステーキ、ハンバーグがいただけます。

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ミート矢澤

五反田駅から徒歩5分くらいのところにあります。テレビなどのメデイアでもときどき紹介されているので、ご存知の方も多いかもしれません。人気店なので、行列は必至です。お店の前にベンチがありますが10人ほどしか座れません。その後ろはどうなるかというと、道路を挟んで反対側の目黒川沿いに行列ができます。以前は予約ができましたが、今は予約不可となっているので(2016年現在)、必ずこの列に並ばなければなりません。ただ、比較的回転が早いので、待ち時間は約30-40分、長くても1時間程度では入店できると思います。

ちなみにミート矢澤の隣にあるとんかつ店「あげ福」もミート矢澤の系列店です。こちらも美味です。

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ミート矢澤のハンバーグ

ミート矢澤では、ステーキもいただけるのですが、個人的にはハンバーグがおすすめです。A5ランクのお肉をハンバーグにするなんてもったいない、と思うのですが、これが美味しいのです。そしてステーキよりもリーズナブルな価格でいただけるのは嬉しいですよね。

お箸で簡単に切ることができるふっくらハンバーグからは肉汁がたっぷり出てきます。焼き加減はレアまたはミディアムレアがおすすめ。よく焼いたものが好みの方からはあまり評価されないのですが、このお肉はレアハンバーグで食べるのが良いと思います。

ディナーメニューではメインのハンバーグ(またはステーキ)に、お食事セットを付けることになります。ライスかパン、お味噌汁か和牛スープの組み合わせです。メインのハンバーグ300g(200gも選べます)と合わせて、3000円くらいになるので、決してお安くはありませんが、この味には満足ができると思います。

このメニューがリーズナブルにいただけるのはやはりランチです。平日と土日祝日で少しお値段が違いますが(平日の方が安い)、大きい方のハンバーグでサラダ、ライス、お味噌汁がついて2000円くらいです。ただ、平日でも混みますので、お昼休みにちょっと行ってみる、というのは時間的に難しいかもしれません。お時間に余裕のあるときに行かれると良いでしょう。

メニューはミート矢澤のホームページで確認できます。

www.kuroge-wagyu.com

アクセス

五反田駅から徒歩5分。とんかつ店「あげ福」はミート矢澤の隣。

佐賀牛をリーズナブルに

全国にあるさまざまなブランド牛ですが、佐賀にも佐賀牛があります。JAさが管轄で、一定の条件を満たした牛肉だけが名乗れるブランドです。

佐賀には、佐賀牛を食べられるお店がたくさんありますが、気楽に佐賀牛を楽しめるお店としておすすめするのが「牛笑ホルモン」というお店です。

牛笑ホルモン

各テーブル置かれた七輪で焼肉を楽しめるお店です。店名の通り、ホルモンをメインとしたお店です。ホルモンと言うとミノやセンマイ、シマチョウなどの胃や腸を思いつきますが、タンやハラミ、レバーもホルモン(内臓肉)に分類されます。恥ずかしながらこのお店に行って初めて知りました。

ということで、牛笑ホルモンでのおすすめは「キングオブタン」や「レンガハラミ」だそうです。キングオブタンは、熟成されたタンで、厚みのあるタンに脂がのっていて美味です。また、レンガハラミは、その名の通り、レンガのような塊のハラミが出てきます。これを切らずにそのまま焼いて、食べる時にハサミで切っていただきます。

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キングオブ佐賀牛

本命の佐賀牛ですが、牛笑ホルモンでいただける一番の佐賀牛はその名も「キングオブ佐賀牛」です。見てください、この脂ののったお肉。このキングオブ佐賀牛はなんと一皿580円です(一人一皿まで、2016年現在)。柔らかく、お肉そのものの味が良いので、塩胡椒でいただくのが良いと思います。山葵でも美味しいですが…。本当にリーズナブルに美味しい佐賀牛を食べるなら、一番のおすすめです。

がばい盛り

また、看板メニューとして「がばい盛り」というメニューがあり、気になります。「がばい」というのは、佐賀弁で「とても」とか「非常に」という意味の方言ですが、このがばい盛り、出てくるとその名前以上のインパクトがあります。

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佐賀牛のロース、カルビ、メガテンロース、鶏モモ、豚ロースの盛り合わせで3500円(2016年現在)です。大きなうちわみたいなお肉が「メガテンロース」。目が点…ですね。このメニュー、さらに見た目以上にボリュームがあって食べ応えがあります。そして何と言っても美味しいです。

アクセス

佐賀駅からも近いので、旅行途中に立ち寄るのもおすすめです。各テーブルともに七輪の上には排煙用のダクトがついているので、煙まみれにはなりませんが、やはり焼肉屋さんですので、煙の臭いは避けられません。途中下車の方はご注意ください。

佐賀市唐人にもお店があります。

龍王峡で渓谷美を楽しむ

都心からも近くて比較的行きやすい鬼怒川温泉の近くに、温泉街からは少し離れたところですが、渓谷美を満喫できる癒しスポットがあります。

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龍王峡

鬼怒川温泉と、隣の川治温泉の間にある龍王峡は、約3km続く景勝地です。大昔、噴出した火山岩が鬼怒川の流れによって侵食されたことで、このような美しい姿になったと言われています。

龍王峡は3つの区間に分かれています。上流から、紫龍峡(紫龍ケ淵)、青龍峡(青龍ケ淵)、白龍峡(白龍ケ淵)と名付けられています。駐車場から近いのは白龍峡で、ここから上流に向かって散策していきます。渓谷美が見られるだけあって、駐車場からは急な長い階段を降りる必要があるので、歩くのに自信がない方はちょっと難しいかもしれません。一番近い白龍峡を見るだけでもかなり下ります。

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白龍峡

階段を降りて少し行くと、水の流れる音が聞こえてきます。虹見の滝です。晴れた日には日光が当たり、流れる水に虹がかかります。虹見の滝のすぐ脇の虹見の橋からは、白龍峡の渓谷を見ることができます。この付近は両岸が白い流紋岩になっていて、白龍の名はその色からきています。時間のない方は、ここまでで引き返しても渓谷美を感じることができます。

もう少し遊歩道を進んでいくと、かめ穴と呼ばれる岩があります。川底だった頃に石が渦流れで転がり、岩を削って作られました。かめ穴は、この後も龍王峡内にたくさん見ることができます。その先には、流紋岩の中に石英や長石が見える流紋岩の割れ目があります。ここからあと少しでむささび橋です。むささび橋からは、上流に青龍峡、下流に白龍峡の景色を見ることができます。ここまでが白龍峡のエリアで、ここまででも十分に渓谷の景色を満喫できます。

青龍峡

むささび橋を過ぎると、周辺の岩の色が青っぽくなり、この辺りからが青龍峡です。青龍峡でよく見えるのが柱状節理です。六角形の柱が束になったような岩がにょきにょきと生えているように見えます。これは、マグマが冷えて固まるときに収縮したことで形成されたものです。龍王峡の柱状節理は、あまり規模は大きくありませんが、歩いていると多くの場所で見ることができます。

紫龍峡

さらに進むと、周辺は紫に変わってきます。火山活動の初期に流出した安山岩が紫色っぽく、この辺りからその安山岩が増え始めるためです。龍王峡でもっとも古い地層が見られるエリアです。さらに進んで白岩半島と呼ばれるスポットまで行くと、少し開けて平坦な河原になります。

アクセス

龍王峡には、野岩鉄道会津鬼怒川線の駅がありますが、本数がとても少ないです。また、路線バスもありますが、こちらも本数が少ないので、公共交通機関を使う場合は時刻に注意してください。