旅人の手帖

どこ行こう?旅先でどこ見よう?そんなときに役立つ情報満載

藤の花に囲まれるGW

みなさん既にご存知の方が多いと思いますが、栃木といえば、あしかがフラワーパークです。日本人よりも外国人に人気で、アメリカCNNの世界の夢の旅行先に日本から唯一選ばれたことでも知られています。この人気はSNSの写真で一気に広まったのですが、外国人のための日本観光ガイドブックにも載るようになったので、外国人の友人からも場所や花のシーズンを聞かれることがよくあります。

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大藤のシーズン

毎年、ゴールデンウイークの頃に大藤が見ごろを迎えます。この大藤は樹齢150年とのことで、満開の藤の花は圧巻です。これを見るために世界各地から観光客が訪れます。もちろん大型連休中ということもあって、日本人のお客さんもたくさんいます。年間で最も混雑する時期です。

あしかがフラワーパークには藤の木が約350本あり、有名な紫の大藤の他にも、薄紅、白、黄色の藤の花が順に咲き乱れます。

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藤の他にも

有名なのは藤の花ですが、年間を通してさまざまな花が咲くように、美しく手入れされています。たとえば、藤の季節のあとにはバラが待っています。また、花が少ない冬の時期には、イルミネーションが開催され、このイルミネーションも大人気。単に電飾するだけでなく、花や植物とうまく融合するように設計されていて、美しいです。ただ、夜は寒いので防寒対策をお忘れなく。

入場料金は時価

あしかがフラワーパークのおもしろいところは、花の咲き具合によって入場料金が変動することです。藤の花の季節は1番価格が上がりますが、満開の藤の花を見ればそれは納得できます。また、満開の時期に行けなかったとしても、その咲き具合に見合った金額になるので、良心的かもしれません。

アクセスと駐車場

アクセスは車が便利です。東北自動車道の佐野藤岡インター、北関東自動車道の太田桐生、足利、佐野田沼の各インターからそれぞれ15〜20分と近くです。ただ、混雑期は駐車場がすぐにいっぱいになってしまい、少し離れた臨時駐車場に停めることになるので、歩くことを覚悟した方が良いと思います。年配の方や歩くのに自信のない方は、東武足利市駅またはJR足利駅からシャトルバスがあるので、それを利用されると便利です。シャトルバスの運行は限られているので、運行するかどうかはウェブで確認してください。電車の方は、上記の各駅からシャトルバスか、JR両毛線富田駅から徒歩13分です。

開花状況やシャトルバス運行日はウェブで確認できます。 

www.ashikaga.co.jp