青森でねぶた祭りを感じる
新幹線も繋がって断然便利になった青森の観光スポットを2箇所まとめてご紹介します。
新幹線では青森駅とは別の新青森駅に到着しますが、新青森駅から青森駅までは乗り換え10分程度で特急が接続しているので便利です。新青森ー青森間は特急料金不要(乗車券のみ)です。もちろん、各駅停車もあるので、到着時刻に合わせて選ばれると良いと思います。新幹線利用の場合は、乗車券は青森駅まで買いましょう。
ねぶたの家ワ・ラッセ
JR青森駅から徒歩すぐのところにある、ねぶたの家ワ・ラッセは、ねぶた祭りの時期でなくてもねぶたを楽しめる施設です。毎年、ねぶた祭りに出陣した本物の大型ねぶたが展示されています。ビデオで風景が流れていたり、笛や三味線同時にお囃子の音、そして「ラッセラー」の掛け声が聞こえる中、大型のねぶたを目にすると、とても迫力がありますよ。
館内では、地元のボランティアの方が丁寧に説明してくれます。県外からの来場者にはちょっとしたプレゼントもありました。また、囃子の体験ができたり、祭りを体感できるイベントもあります。グッズも充実しているので、青森のお土産を買うにも良いスポットです。
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
ねぶたの家ワ・ラッセの近くでこちらもオススメなのが、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸です。青函連絡船の退役後、就航当時のまま係留保存された八甲田丸は、歴代55隻中、最も現役期間が長かった船です。
青函連絡船は1908年から1988年まで80年間にわたって青森港と函館港を結んでいました。その船体は、世界でも珍しい、車両甲板を持っています。車両甲板には貨物車両や客車が直接乗り込み、船で海を渡りました。時には寝台車も運ばれたそうです。乗客は一度降りて、歩いて乗り込みました。
青函鉄道連絡船記念館
船の中には記念館があり、当時の様子を現した展示のほか、船長室、寝台室など、当時のまま残っている姿を見学することができます。車両甲板には、現在は廃車になっているような貴重な当時の列車がそのまま乗せられていて、一部はその中に入ることも可能です。このような車両展示はとても珍しく、人気があります。またその階下では船のエンジンルームも見ることができます。船だからとあなどれません。見どころがたくさんあって楽しめます。
ちなみに函館には、函館市青函連絡船記念館 摩周丸がいるようです。