裏から眺める滝のカーテン
熊本の美景スポットをご紹介します。別名、裏見の滝とも言われる鍋ヶ滝です。
鍋ヶ滝
落差は10メートルくらいで決して大きくはないのですが、とても美しい滝です。幅は約20メートルで、その姿はまさに水のカーテンです。過去にテレビCMでも使われたことがあるので、見たことがある方も多いかもしれません。
裏見の滝
この滝が人気なのは、「裏見の滝」ということです。文字通り、滝の裏側にまわることができます。裏見の滝と呼ばれる滝は全国にもありますが、この滝は、滝の裏側のエリアがとても広く、洞窟のようです。夏は、水しぶきを浴びながら滝を眺めて涼しく過ごせます。2016年4月の熊本地震のあと、一時立ち入りができなかったようですが、現在はふたたび入れるようになっています。
写真は夏場のものですが、冬には凍って岩からの水滴が氷柱状になって、夏とは違った趣のある風景になるようです。ただ、足元も凍るのでスパイクでないと裏側に入るのは危険だそうですので、冬に行く方は準備をしていきましょう。それでも、一見の価値はありそうです。
アクセス
公共交通機関は近くにないため、車で行くことをお勧めします。駐車場と売店、駐車場からの遊歩道が整備されています。ただ、遊歩道からは階段となり、少し歩きます。滝の裏側は少し滑りますので、高齢の方やお子さまは注意してください。営業時間は9:00〜16:30です。