旅人の手帖

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雪景色を見る 冬の谷川岳観光

東南アジアなど、年中暖かい地域からの旅行者が日本で見たいものの一つ、雪景色です。真冬なら東京にいても運が良ければ?見ることができますが、冬の早い時期に関東近郊でもほぼ確実に雪景色が見られるのが谷川岳です。

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谷川岳ロープウェイ

谷川岳は、冬山登山で人気があり、また、冬には天神平スキー場がオープンします。比較的早い時期からオープンし、スキーもスノーボードも滑走可能、また、天然雪100%であるため人気があります。

登山の方も、スキーの方も、天神平まではロープウェイで上がる方がほとんどです。ロープウェイの出発地である谷川岳ベースプラザへは車またはバスでアクセスしやすく、スキー板やスノーボード、冬山装備を持ったままロープウェイに乗車することができます。天神平まではおよそ7分の空中散歩です。

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冬の谷川岳観光

さて、冬の谷川岳は、冬山登山やスキー場の情報はよくあるのですが、観光の情報があまりありません。暖かい地域の外国人のお客さまに雪を見せたい!と思ったときに情報がなく少し苦労しましたので、ここでご紹介しようと思います。

冬の谷川岳ロープウェイは、観光用途でも乗車できます。乗車のしかたはスキー客と同様、谷川岳ベースプラザからとなります。谷川岳ベースプラザまでは自家用車でもアクセスできますが、冬季ですので、車の場合は、スタッドレスタイヤまたはチェーンを準備してください。公共交通機関では、JR上越線 水上駅または上越新幹線 上毛高原駅からバスがあります。ベースプラザまででも標高が上がりますので、周辺の道路には雪が見えます。この辺りから、初めて雪を見る方は喜ばれると思います。

谷川岳ロープウェイはフニテル式のロープウェイで、2本のワイヤーで支えられているため安定性が高く、乗降もしやすく快適です。また、ロープウェイ自体はバリアフリーで車椅子の方も乗り込むことができます。ただし、到着した天神平では、ロープウェイ降り場からのスロープが雪に埋もれているため、レストランのあるビューテラスてんじんに行くには階段を降りなくてはなりませんのでご注意ください。なお、雪のない時期ですと、スロープがあるので問題ありません。

ロープウェイを降りると目の前がスキー場になっています。スキーヤースノーボーダーに気をつけながら歩いてください。ビューテラスてんじんからは、美しい雪景色が見られます。夏はここから先も観光リフトが運行していますが、冬はスキーヤー専用となるので、観光のみの方が登れるのはここまでです。

アクセス

最寄り駅は土合駅ですが、ここからは急な坂道で歩道もなく危険ですので、電車を使われる場合は水上駅または上毛高原駅からバスをお勧めします。