旅人の手帖

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シカゴ オヘア国際空港での乗り継ぎと過ごし方

アメリカ中部に行く場合、シカゴで乗り継ぎされる方が多いと思います。特に往路の乗り継ぎはアメリカ入国があるため2時間以上あるはずですが、長時間の乗り継ぎ時間を確保しているときに限ってスムースに行ってしまうことはよくあることで、少々時間を持て余してしまいます。また、シカゴから日本に帰るときも、空港で過ごす時間は短くないと思います。そこで、シカゴ オヘア国際空港での過ごし方についてご紹介します。ここでは、ターミナル3について紹介しますが、どのターミナルも似たような感じです。

また、乗り継ぎの方のために、後半に乗り継ぎの方法についても書きますので、参考にしてください。

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オヘア空港ターミナル3
ターミナル3は主に、アメリカン航空の国内線が発着します。日本への便は日本航空JAL)が出発します。日本からの便はターミナル5に到着するため、ターミナル間移動が必要です。ターミナルごとにセキュリティチェックがあるため、ここで時間がかかることを考慮しておいてください。帰国便の乗り継ぎで、同じターミナルでの乗り継ぎ便ではセキュリティチェックはありません。

買い物
さて、搭乗までの過ごし方ですが、まず、シカゴの空港でお土産を買おう!とは思わない方が良いでしょう。旅先で見つけたものはそこで買っておきましょう。空港にはニューススタンドでお土産を売る店はありますが、あまり品数が多くありません。定番のチョコレートやシカゴ カブスのグッズなどはありますので、買い忘れたお土産はここで選ぶことができますが、限られています。

国際空港に付き物の免税店ですが、空港の大きさの割に、小さいお店があるだけです。チョコレートなどの定番土産や、お酒、香水などがありますが、規模は小さく、価格も安くありません。ブランドブティックもほとんどありませんので、期待はしない方が良いと思います。

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空港で買えるお土産

一方、空港で買うお土産としておすすめするのは、ギャレットポップコーンです。日本では一時期大行列していたギャレットポップコーンはシカゴ発祥なのです。帰国直前に買うことができるので、お土産として考えている方は空港での購入をおすすめします。ほとんど待たずに買うことができます。ターミナル3のほか、ターミナル1にもあります。

また、シカゴならではのお土産としては、チョコレートショップのVosgesがあります。最高級チョコレートをうたっているので、少々お値段高めですが、パッケージもかわいいので、お土産に向いています。ショップを覗くと、サンプルのチョコレートがもらえます。

その他、イリノイ州発祥ということでハーレーダビッドソンのショップがあります。日本で売っていないジャケットなどもありますので、覗いてみてください。

食事

食事は、シカゴ カブス バー&グリルがおすすめです。ハンバーガーがこれぞアメリカ!という感じです。2016年はカブスが優勝したこともあり、盛り上がっています。もうアメリカっぽいものは結構、という方はフードコートへ。たくさんのお店が揃っています。オヘア空港では、ショッピングよりも食事が充実しています。ただし、帰国便に乗る方は飛行機に乗ったらまたすぐ食事が出てきますから、食べ過ぎにご注意ください!

 

シカゴ国際空港での乗り継ぎ

入国管理施設がターミナル5にしかないため、国際線の到着便は全てターミナル5に入ります。日本から到着した場合はターミナル5で入国した後、それぞれ乗り継ぎ便が出発するターミナルに移動します。日本から到着した便と乗り継ぎ便が同じ航空会社または同じアライアンス(JALならアメリカン航空など、ANAならユナイテッド航空など)であれば、日本での搭乗手続きで乗り継ぎ便の航空券も受け取っていて、預け荷物のタグも最終目的地になっていると思います。もし乗り継ぎ便の航空券を受け取っておらず、荷物のタグもシカゴ(ORD)までであれば、シカゴで乗り継ぎ便の搭乗手続きが必要です。

日本で最終目的地までの発券が済んでいる場合の乗り継ぎの方も、シカゴで入国審査を受け、税関を通らなければなりません。到着するとほぼ全ての方が入国審査に向かいますので、その流れに乗って米国に入国します。その後、預けた荷物を受け取り、税関を通ります。荷物は、出口を出たらすぐの再受託カウンター(Baggage drop off)で再び預けます。あとは、乗り継ぎ便のターミナルに移動するだけです。ターミナル間の移動は、地下通路または空港内のシャトル(電車)を利用します。分かりやすい案内の看板があるのでそれに従って移動してください。

帰国便の場合、米国出国に関しては審査がありません(出国スタンプもありません)。出発地でのセキュリティチェック前にパスポートをチェックされるだけです。ただし、セキュリティチェックでは待たされますので時間配分にご注意ください。帰国便の乗り継ぎは同じアライアンスですと同じターミナルになることが多いので、その場合はシカゴでのセキュリティチェックはありません。

帰国便で同じターミナルでの乗り継ぎは最低40分とされていますが、特に冬のシカゴは天候不良で遅延することがよくありますので、可能なら長めの乗り継ぎ時間を取ることをおすすめします。